中・四国矯正歯科学会

中・四国矯正歯科学会

会長挨拶 2014 (柄 博治)

中・四国矯正歯科学会会員の皆様へ

年頭挨拶 (平成26年1月)

会長 柄 博治

中四国矯正歯科学会の会員の皆様におかれましては、ご健勝でご活躍のこととお喜び申し上げます。当学会は1958年に創立され今年度で57年目を迎えます。この伝統ある学会の会長に指名していただき光栄であると同時に重責を担うことに身の引き締まる思いをしております。現在の社会の状況に即しながら、さらに将来へとつながる学会の運営をめざし、役員をはじめ会員、関係各位の皆様のご協力をいただき任期の26年・27年度の2年間会務を務めさせていただきたいと考えますのでよろしくお願いします。

本学会は、全国を7ブロックに分けた1つの中国・四国地区学会です。全国学会としての日本矯正歯科学会と協力しながら、地域の歯科医師や地域社会に対して最新の矯正歯科の情報を発信し、矯正歯科の啓発および社会貢献を果たすことが目的の会であります。そのため、現在、毎年学術雑誌の発刊、学術大会の開催を行っております。今年度の学術大会は、山口県宇部市にて開催します。交通の便としてはあまりよくありませんが、地域社会への歯科矯正の啓蒙という使命もあり中国地区5県、四国地区4県毎年場所を変えすべての県で開催しております。会員の皆様のご理解をいただき今年度も多数の先生方の参加をお待ちしております。なお来年度は、高松市にて開催予定です。

中・四国地区には、広島大学、徳島大学、岡山大学、歯学部の併設された大学が3校あり、会員および役員は各大学の勤務医と開業医で構成されております。各大学は臨床研究、学術研究を日本だけでなく世界に向けて毎年多数発表されており、この学会はその先生方と開業医会員相互の親睦や情報交換の場でもあります。さらに当学会は会員間の臨床的技術の向上のための研鑽だけでなく、地域社会に対する歯科矯正の正しい情報を発信できる学会としての役割を果たすべく努力をしてまいりますのでよろしくお願いします。